ArcGIS GeoPlanner のベースライン インジケーターを使用し、プロジェクト内のデータ レイヤーに対して統計解析を実行できます。 ベースライン インジケーターは、プロジェクト内のフィーチャに関する情報を収集するのに役立ちます。 ベースライン インジケーターと KPI (主要業績評価指標) をプロジェクトのダッシュボードに表示できます。 たとえば、地域計画機関は、その地域の人口密度に関するデータを含むフィーチャ レイヤーを追加することができます。 ベースライン インジケーターを作成することで、組織はダッシュボードのデータをレポートし、新しい主要な保護生息地の位置を決定するのに役立てることができます。
ベースライン インジケーターの作成
ベースライン インジケーターを作成するには、次の手順を実行します。
- GeoPlanner でプロジェクトを開きます。
- マップ上の [ダッシュボード] ボタン
をクリックします。
- [ダッシュボード オプション] ボタン
をクリックし、ドロップダウン メニューから [ベースライン インジケーターの追加] を選択します。
[ベースライン インジケーター] ダイアログ ボックスが表示されます。
- [キャプション] テキスト ボックスに、ベースライン インジケーターを説明する短いキャプションを入力します。
このキャプションは、ダッシュボード上でインジケーターとともに表示されます。
- ダッシュボードに表示するインジケーターのタイプを選択します。
- [ゲージ] - [L] および [H] テキスト ボックスに表示するゲージのターゲット値と値の範囲をそれぞれ指定できます。
メモ:
必要に応じて、ダッシュボード上でのゲージの表示方法に影響を与える中間値を 2 つまで入力できます。 [範囲の色の反転] ボタン
をクリックすることで、値の範囲を反転させることもできます。 また、[ターゲット] テキスト ボックスに数値を入力して、ゲージのターゲット値を示すこともできます。
- [数値] - 選択したフィールドに基づいて、生の数値インジケーターを追加することができます。
- [ゲージ] - [L] および [H] テキスト ボックスに表示するゲージのターゲット値と値の範囲をそれぞれ指定できます。
- [レイヤー] ドロップダウン矢印をクリックして、このインジケーターで使用するベースライン フィーチャ レイヤーを選択します。
- 統計ベースラインのベースとなるオプションを選択します。
- [フィールドの選択] - 単一フィールドに統計ベースラインを作成することができます。 たとえば、データの生の件数を表示するには、このオプションを選択します。
- [SQL 式の入力] - 複数のフィールドから統計ベースラインを作成することができます。 データ レイヤーのフィールド間のリレーションシップを構築する場合に便利です。
単一フィールドでの統計ベースラインの作成
[統計フィールド] ドロップダウン メニューからフィールドを選択し、選択したフィールドで実行する統計の種類を [統計の種類] ドロップダウン メニューから選択します。 ここでは、ツールがフィーチャの個別値を 1 つの値にまとめる方法を決定します。
SQL 式の作成
[SQL 式] テキスト ボックスに SQL 式を入力します。
- [作成] をクリックします。
[ベースライン インジケーター] ダイアログ ボックスが閉じ、ベースライン インジケーターがダッシュボードに表示されます。
メモ:
ダッシュボードのインジケーターの横にある [設定] ボタン をクリックすると、いつでもベースライン インジケーターを更新できます。
ベースライン インジケーターの削除
ダッシュボードの不要なベースライン インジケーターを削除することができます。 インジケーターを削除するには、次の手順に従います。
- プロジェクトのダッシュボードを開き、削除するベースライン インジケーターを見つけます。
- ダッシュボード上の [削除] ボタン
をクリックします。
[ベースライン インジケーターの削除] ダイアログ ボックスが表示されます。
- [削除] をクリックします。
ベースライン インジケーターがダッシュボードから削除され、[ベースライン インジケーターの削除] ダイアログ ボックスが閉じます。