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ネイティブ ピアツーピア

ネイティブ ピアツーピアは、ArcGIS Mission Responder アプリの組み込み機能であり、 ArcGIS Mission Server への接続が使用できない場合に Wi-Fi やセルラーなどの利用可能なローカル エリア ネットワークを使用して、デバイス間の通信を維持することができます。 この結果、Responder ユーザーは、Server との接続が使用できないエリアに移動した場合に、相互のコミュニケーションや認識を維持できると同時に、ミッションのアクションを実行できるようになります。

このピアツーピア機能は、さまざまなキャッシュおよび転送操作でサポートされており、データをデバイスにローカルに保存した後で、デバイスの再接続時に Server に送信することを可能にしています。

Server から切断されている間は、Responder ユーザーもすべての Manager ユーザーとの接続を失います。 このため、特定の機能が制限され、Manager ユーザーとの直接通信を必要とする機能 (タスクなど) はいずれも、再接続後まで受信されないと考えられます。 次の表は、このような制限事項の包括的なリストを示しています。

ピアツーピアの制限事項

機能制限事項

ミッション リスト

新しいミッションは、ユーザーが再接続するまでミッション リストに表示されません。

ダウンロード可能なマップ エリア

ピアツーピア モードに入る前に、マップ エリアをダウンロードする必要があります。

ミッションの詳細

ユーザーがピアツーピア モードである間、ミッションの詳細に対する変更は更新されません。

チームとメンバー

ユーザーがピアツーピア モードである間、チームとメンバーに対する変更は更新されません。

その他のマテリアル

ピアツーピア モードに入る前に、その他のマテリアルをダウンロードする必要があります。 新しい追加のマテリアルは、再接続するまで表示されません。

ミッション マップ

ピアツーピア モードへの移行時に、接続時のマップが表示範囲でキャッシュされ、機能が制限された状態で引き続き利用可能になります。 ミッション マップに対する変更は、再接続するまで表示されません。

ジオメッセージ ツール

ピアツーピア モードの間、ジオメッセージの添付ファイルは送信されません。 これらのファイルはフィードでプレースホルダ―として表示されますが、再接続するまでダウンロードすることはできません。

タスク

新しいタスクは、再接続するまで表示されず、タスクに対して行われた更新は、再接続するまでローカルにのみ保存されます。

レポート

ユーザーによって送信された新しいレポートは、ローカルに保存され、再接続後まで誰にも送信されません (したがって、送信側以外の誰にも表示されません)。

ベースマップ

ピアツーピア モードでは、ダウンロードされたマップ エリアまたは接続時のマップのキャッシュされたエリアの一部であるベースマップのみにアクセスできます。

レイヤー

ダウンロードされたマップ エリアまたはキャッシュされたマップ エリアの一部であるレイヤーは引き続き表示されますが、対話機能が制限されます。


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